黄体ホルモンは女性化に必須?効果と注意点【MTF】

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黄体ホルモンは女性化に必要なホルモン

 

女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。

 

 

この2種類の女性ホルモンにはそれぞれ以下の作用があります。

 

 

卵胞ホルモン・・・体を女性らしく成長させるホルモン。女性化作用がある。
黄体ホルモン・・・生理や妊娠に係わるホルモン。男性ホルモンを抑制する作用がある。

 

 

そして男性が女性化するには2つの条件を満たす必要があります。

 

 

1 女性ホルモン値を上げること
2 男性ホルモン値を下げること

 

 

卵胞ホルモンには1の効果があり、黄体ホルモンには2の効果があります。
卵胞ホルモンにも男性ホルモンを下げる作用はありますが、女性並みに下げるほどの強さはありません。

 

 

 

女性ホルモンを投与しても男性ホルモンが高いとその働きを阻害してしまうので、卵胞ホルモンのみで女性化は難しいのです。
一方黄体ホルモンは直接的な女性化効果はありませんが、卵胞ホルモンの働きを助ける作用と男性ホルモンを強力に抑える作用があります。

 

 

なので女性化を望む場合、
卵胞ホルモンと黄体ホルモンをホルモン剤で摂取する必要があります。

 

 

 

毎日摂取し続けることで徐々に胸やお尻が大きくなるなどの本格的な女性化が起こります。
ただし元々男性ホルモンレベルが低い方(男性の基準の範囲内で低値)や、強力な卵胞ホルモン剤を使用している方は、黄体ホルモン剤を使用せずとも卵胞ホルモンのみで女性化できるケースもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

代表的な黄体ホルモン剤

 

マレフェmtf
marefe
成分はメドロキシプロゲステロン酢酸エステルです。
プロベラのジェネリックです。
天然の黄体ホルモンの20〜50倍の男性ホルモン抑制効果があります。
女性化における1日あたりの服用量は2.5〜10mg(1錠10mg)です。
1日2回にわけて服用することで常に効果が発揮され、少しずつ男性ホルモンが抑制されていきます。
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