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短期(半年〜1年程度)のホルモン療法の場合
短期であればホルモン剤の使用を突然やめても特に何もおこりません。
〔目安としては半年〜一年程度。なにをどれだけ服用しているかで変わってきます〕
徐々に本来のホルモンバランスに戻っていき、元に戻ればまた男性化が始まります。
長期(1年〜)ホルモン療法している場合
ホルモン剤を長く服用しているほど男性ホルモンの分泌は低下しているので元のホルモンバランスに戻るまで時間がかかります。
服用を突然やめると更年期障害の症状がでる可能性があります。
更年期障害はホルモンの不足が原因で起こる心身の諸症状です。〔吐き気、だるさなど〕
これはホルモン剤の長期にわたる使用で性腺が萎縮してしまって体内で男性ホルモンがあまり生産されず、ホルモン不足に陥ってしまうせいです。
やめる場合はホルモン剤の量を徐々に減らしていき、最終的に断つといった流れがよいでしょう。
更年期障害がでてしまったりなにかしらの不調を感じた場合はすぐに病院に行き相談しましょう。
生殖機能が完全に回復しているかどうかは泌尿器科で生殖機能検査をすることで確認できます。
性別適合手術をしている場合
男性ホルモンを生産できないため生涯を通してホルモン療法を続ける必要があります。
ホルモン投与をやめると更年期障害のほかに骨粗鬆症が心配されます。
骨粗しょう症は骨強度が低下し、骨折しやすくなる骨の病気です。
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