オーシー35(oc-35)
合成型卵胞ホルモン+抗男性ホルモン
成分: エチニルエストラジオール0.035mg+酢酸シプロテロン2mg
効果: ☆☆☆☆☆
健康リスク: ☆☆☆☆★
半減期: エチニルエストラジオール 11時間
酢酸シプロテロン 38時間
oc-35はドイツメーカーが製造しているダイアン35のジェネリックです。
ジェネリックなのに1箱1200円と、ダイアンと価格が変わらないため目立たない存在です・・・。
メリットはドイツ製だから安心、というところでしょうか(勝手なイメージ)
ダイアンのジェネリックは数種類発売されており、オーシーの他にはスーシー、ローラーがあります。
一番安いのはスーシーで1箱900円ほどです。
ジェネリックとは
ジェネリックとは一言でいうと公式のコピー品です。
医薬品やホルモン剤には特許があります。
特許には有効期限があり、切れると他社が全く同じものを製造、販売できるようになります。
これをジェネリック〔後発医薬品〕と呼びます。
逆にオリジナルのものを先発医薬品と呼びます。
特許の有効期間は20〜25年です。
ジェネリックが見当たらない場合はその製品がまだ特許期間中の可能性があります。
ジェネリックは安いのが特徴
先発品は研究、開発、治験などで莫大な費用がかかっているため、その分販売価格も高いです。
しかしコピー品のジェネリックはそれらがかかっていないため低価格で販売できます。
安さがウリであり人気の秘訣です。
信頼性をとるなら先発品?
ジェネリックと先発品は全く同じ成分で構成されています。
なら安いジェネリックの方が良いに決まってますよね。
ですが病院ではジェネリックにするか先発品にするか聞かれます。
これは先発品を好む方が一定数いるためです。
その理由は信頼性にあります。
先発品は長期間のデータがあるので信頼性が最も高いのです。
ジェネリックは相性がでやすい?
ジェネリックを使用されている方の一部の声に、
効き目にばらつきがある、薬との相性が悪い気がするといったものがあります。
この原因として考えられるのは、
薬の製造方法が違う点があげられます。
たとえ成分が同じでも製造方法が異なると、
薬の溶けるスピードや分解、吸収されるスピードが変わってくる可能性があります。
すると人によっては先発品と比べて効果時間が変わったり効き目の感じ方が違ってくる可能性があるのです。
そもそも薬自体が人によって相性が存在するのですが、
ジェネリックは先発品と比べてその相性がでやすいといえます。
もし気になったり、
使ってみてなんとなく合わない気がするのであれば先発品を試してみるのもいいでしょう。
とはいえジェネリックは広く普及していますし、
どこの病院でも使われているのでそこまで気にする必要はありません。
大多数の方は安いジェネリックを使用しています。
好きな方を選びましょう。
もしオーシーが合わないと感じる場合は、
先発品のダイアンを選んだ方が良いかもしれません。
半減期
オーシーの半減期は
エチ二ルエストラジオール 11時間
酢酸シプロテロン 38時間です。
半減期とは薬の効果が半減するまでの時間のことです。
ホルモン剤の場合、
半減期に合わせて服用していくのが理想です。
理由としては、
・ホルモンバランスが安定するため体への負担が減り体調も安定する。
・24時間常に女性化効果が発揮され、最もはやく女性化が進むからです。
なのでオーシーの場合、
一日2回、12時間ごとに服用していくのが理想です。
成分(エチ二ルエストラジオール)について
エチ二ルエストラジオールは卵胞ホルモンという女性ホルモンです。
女性ホルモンは大きく分けて2種類あります。
卵胞ホルモン【エストロゲン】・・・体を女性らしく成長させるホルモン
黄体ホルモン【プロゲステロン】・・・妊娠や生理に関わるホルモン
つまり女性化作用のあるホルモンです。
卵胞ホルモンにはさらに3種類あります。
【エストリオール】【エストロン】【エストラジオール】
どれも効果は同じですが、作用の強さが違います。
最も強いのがエストラジオールです。
・効力はエストラジオールの100倍
エチ二ルエストラジオールは合成型の卵胞ホルモンです。
合成型とは科学的に作られたホルモンのことです。
天然型と比べ効力が強く、効果時間も長く改良されています。
エストラジオールをさらに強力にしたのがエチ二ルエストラジオールです。
経口投与(飲み薬)においては、
エストラジオールや結合型エストロゲンの約100倍強力です。
ちなみにオーシーには1錠あたり0.035mg含まれています。
・バイオアベイラビリティは平均45%
経口摂取した場合の実際に作用する割合のことです。
たとえばバイオアベイラビリティが60%だとすると、
成分の40%は効力を発揮することなく分解、代謝され排泄されてしまいます。
エチ二ルエストラジオールは平均45%なので半分ほどが効果を発揮します。
ちなみにエストラジオール(飲み薬)は5%です。
45%という数字は錠剤タイプの中では突出して高いです。
成分(酢酸シプロテロン)について
酢酸シプロテロンは抗男性ホルモンです。
抗男性ホルモンとはその名の通り男性ホルモンを抑える作用に特化したホルモンです。
酢酸シプロテロンの場合、
この作用が強力なので抗男性ホルモンと呼ばれていますが、
正式な分類は黄体ホルモンになります。
(ヒドロキシプロゲステロンに属する合成黄体ホルモンの一種です)
直接的な女性化効果はありませんが、
男性ホルモンを抑制する作用と
卵胞ホルモンの働きを助ける作用があり、
女性化するために必要不可欠な役割があります。
・男性ホルモン抑制効果はプロベラの12倍
酢酸シプロテロンは男性ホルモンの分泌を抑制し、
さらに働きをも阻害する、
二重ブロック作用があります。
男性ホルモンを抑える作用はプロベラの12倍の強さがあり、
全ホルモン剤の中で最も強力です。
1錠あたり2mg含まれています。
・バストアップにも効果的
また酢酸シプロテロンは、
卵胞ホルモンによるバストアップを引き起こす傾向が高いと言われています。
海外の研究では卵胞ホルモンと合わせて使用した全てのMTFの方の
乳房の発達を長期間促進し、
完全な女性型乳房を形成させたことが判明しています。
オーシーには強力な卵胞ホルモン(エチ二ルエストラジオール)も
含まれているため、十分にこの効果が発揮されます。
・具体的な作用
・男性ホルモンの生産を抑える(強力な抗ゴナドトロピン作用)
ゴナドトロピンとは性腺刺激ホルモンのことです。
このホルモンが睾丸に男性ホルモンの生産を指令しています。
ゴナドトロピンを抑制することで睾丸の働きが低下し男性ホルモンの生産力が低下します。
・男性ホルモンの働きを阻害(強力な抗アンドロゲン作用)
ホルモンはレセプターと呼ばれる受け皿(受容体)にはまることで初めて体に作用します。
ホルモンの種類ごとに対応するレセプターは決まっており、鍵と鍵穴のような関係になっています。
酢酸シプロテロンは男性ホルモンのレセプターに代わりにはまるので、
男性ホルモンを作用させなくします。
つまり体内で男性ホルモンが生産されてもそれを無力化します。
・デヒドロエピアンドロステロンからアンドロステンジオンへの変換抑制作用(テストステロンへの変換を防ぐ)
男性ホルモンは数種類ありますが、
その中でも最も作用が強くメインとなるのがテストステロンです。
デヒドロエピアンドロステロンはテストステロンの元となるホルモンです。
デヒドロエピアンドロステロン→アンドロステンジオン→テストステロンという順序で
体内で変換され,テストステロンが作られます。
この変換を阻害するので男性ホルモン値が低下します。
簡単にまとめますと、
・男性ホルモンの生産を抑える
・わずかに生産された男性ホルモンも無力化する
といった効果があります。
オーシーの効果
エチ二ルエストラジオールは卵胞ホルモンなので、
女性ホルモンが上昇します。
酢酸シプロテロンは抗男性ホルモンなので、
男性ホルモンが低下します。
服用を続けるほど徐々に身体における男性的な特徴は薄れていき
女性的に変化していきます。
具体的な変化は以下の通りです。
・筋肉量減少
黄体ホルモン(酢酸シプロテロン)にはタンパク異化作用というのがあり、
タンパク質を分解しエネルギーなどへの変換を増加させます。
筋肉はたんぱく質で構成されているのでようするに筋肉が落ちやすくなります。
筋肉が減り手足が細くなり
女性のようなきゃしゃな体つきになります。
普段使っている筋肉はそれほど落ちないので、
トレーニング次第ではある程度の維持は可能です。
・体型の女性化
脂肪のつき方が女性的になるので女性体型になります。
男性は肩幅が広くお尻が小さい逆三角形型ですが、
お尻に脂肪がつき大きくなるので三角形型になります。
体や顔の輪郭も骨ばったゴツゴツした感じから
丸みのあるやわらかい輪郭に変わります。
・皮膚の女性化
皮下脂肪がつきやすくなり、
ぷにぷにした肌触りになります。
皮脂の分泌が低下し、水分量が増えるのできめが細かくなります。
女性のようなしっとりなめらかな肌になります。
しかし男性の皮膚に比べ、薄く弱いものになります。
皮脂の分泌が低下する分乾燥肌になりやすくなるでしょう。
皮下脂肪がつくことで体や顔の輪郭も骨ばった感じから丸みのある輪郭に変わります。
・ニキビの改善
皮脂の分泌が減り
角質も減るためニキビの改善と予防効果があります。
しかしニキビの治療目的ならベンザックの方が優秀なのでおすすめです。
・髪の女性化
髪もホルモンの影響を受けるので、
女性のような細くしなやかなものになります。
・体臭変化
皮脂の分泌が減るので体臭や加齢臭は減ります。
また、においの質は女性のような甘いにおいに変化します。
・はげの改善
男性ホルモンが原因の脱毛症は改善に繋がります。
育毛効果と発毛効果が得られます。
しかしこの目的で使用するならミノキシジルの方が効果が高いのでおすすめです。
・体毛が薄くなる
髪に育毛効果があるのに対して
髪以外の体毛は逆に薄くなっていきます。
・乳房の発達
胸が大きくなります。
発達の程度は女性と同じく個人差が大きくでます。
一般的に胸は脂肪なので、
痩せ型の方ほど大きくなりにくいです。
胸(乳腺)の痛みや圧迫感を感じる場合は胸が大きくなる前兆です。
・体温上昇作用
男性より女性のほうが少し体温が高いのをご存知でしょうか?
女性は排卵時に基礎体温が上がりますが黄体ホルモンの作用です。
しかし体温が上昇するといってもせいぜい0.5℃程度ですし、
敏感な人でなければ感じ取れないでしょう。
オーシー35の副作用
男性ホルモン低下による男性機能の減退が主です。
・性欲低下
男性ホルモンによる本能的な性欲は低下します。
リビドー(性感)は女性的になります。
・吐き気、つわり様症状
服用初期に見られます。
ホルモンバランスの変化によるもので、
朝の吐き気や、食欲不振をもたらすことがあります。
2〜3ヶ月で身体が慣れてくるので重く捉える必要はありませんが、
症状が重い場合は服用を中断し、医師の診察を受けてください。
・性的機能不全
男性ホルモンは性欲を亢進させる作用がありますが、
抑制されることで性欲が減退します。
長期服用では勃起不全になる可能性があります。
・生殖能力低下と精子形成障害
長期服用で起こる可能性があります。
生殖能力低下・・・精子を生産する機能が損なわれる可能性があります。
精子形成障害・・・精子自体の機能に影響がでる可能性があります。(受精能力の欠如など)
どちらも子供が作れなくなるリスクに至ります。
これらは服用をやめれば回復する場合もあれば完全に回復しない場合もあるので、
よく考えた上で検討しなければいけません。
精液検査を行えば調べることができます。
・麻酔作用
非常に弱いですが麻酔作用があります。
この作用のため、眠気を感じる方もいるでしょう。
車の運転や高所の作業では注意が必要です。
・精神作用
倦怠感や疲労感をおこりやすくします。
うつ病になる確率があがることもわかっています。
生理中の女性と似たような精神状態になると思っていただければよいです。
・抗アルドステロン作用
アルドステロンとは副腎皮質ホルモンの一つで、
ナトリウムの再吸収を促し
体内の水分量を増やす働きがあります。
黄体ホルモンはこの働きを阻害するのですが、
体がそれに反応してアルドステロンの分泌を促すので、
結果的に体に水分が溜まりやすくなります。
つまり女性のようにむくみやすくなります。
水分が増えると体液量、血液量が増えるので高血圧になる可能性があります。
また、水分が増えた分体重が増加します。
・便秘
水分を溜め込もうとして腸内の水分吸収量が増え
女性並みに便秘になりやすくなります。
・食欲増進作用
脂肪を蓄えようとするので食欲が増します。
まれに起こる重大な副作用
・乳がん
女性ホルモン作用により、
男性でも乳がんになる確率が女性並になります。
親族に乳ガンになった方がいる場合には、特に注意すべきです。
・ビタミンB12欠乏症
ビタミンB12欠乏症は中枢性モノアミン神経伝達物質の枯渇による
うつ病、不安、過敏症、疲労といった精神的な不調に関連しているとされます。
クリルビタミンでリスク軽減が可能です。(クリルビタミンについては後述)
・骨成熟を抑制するので骨の成長が遅くなる。
未成年者が使用した場合身長が伸びづらくなる可能性があります。
・高プロラクチン血症
MTFにおける高プロラクチン血症の発生率を劇的に(400倍)増加させることがわかっています。
プロラクチンの分泌量が増えすぎると、男性の場合は性機能の低下がみられます。
勃起不全や性欲減少などが引き起こされ、男性不妊の原因となってしまいます。
自己診断の方法としては乳汁漏出(母乳が出ること)やまれに食欲不振、頭痛などの症状が現れることがあります。
母乳が大量に出る場合はただちに服用を中止し病院でプロラクチン値を調べてください。
服用を急に止めた場合、プロラクチンの量が急激に増えることがあります。
この場合、最高1週間ほどにわたって乳汁が大量に分泌されることがあります。
・血栓症
血栓症とは血の固まりが血管を詰まらせてしまう病気です。
ホルモン剤には血がドロドロになってしまう副作用があるので、
血栓ができやすくなるのです。
症状が起こった場所により病名が変わります。
代表的なものに
エコノミークラス症候群や脳梗塞、心筋梗塞などがあります。
血栓症はホルモン剤全般にあるリスクですが、
エチ二ルエストラジオールは他よりもリスクが大きいです。
また、服用量が多くなるほどリスクも上がります。
酢酸シプロテロンもリスク増加に関与しています。
血栓症予防に効果があるクリルビタミンを一緒に服用することが推奨されます。
(クリルビタミンについては後述)
血栓症の初期症状
下肢の疼痛・浮腫
突然の呼吸困難
息切れ
胸痛
中枢神経症状(めまい、意識障害、四肢麻痺等)
急性視力障害等
以上の症状が現れたら医師の診断を受けてください。
・肝臓への毒性
エチ二ルエストラジオール、酢酸シプロテロン共に肝臓病のリスクを上げることがわかっています。
肝毒性は基本的に高用量を長期間服用し続けている高齢者に見られますが、
若年層でも起こりえます。
女性化目的では長期服用することになるので、
定期的な肝機能検査は必要です。
肝臓の自己診断の方法としては
・黄疸(目や皮膚が黄色くなること)
・吐き気、胸のむかつき
・疲労感
などがあります。
これらの症状がでたら服用をただちにやめ、病院で肝機能検査を受けてください。
全ての副作用を記述していません。
服用の際は商品説明欄に記載されている注意事項をよく読みましょう。
当ページに記載されている内容は安全を保証するものではありません。
記載内容によるいかなる責任も負いかねますのでご了承ください。
女性化目的での服用法
毎日一定量を服用していきます。
・製品情報(1錠あたり)
エチ二ルエストラジオール・・・0.035mg
酢酸シプロテロン・・・2mg
1日の服用量の目安 1〜2錠
※ホルモンバランスは一人一人違うので必ずしもこの量が適正とは限りません。
あくまで標準的な推奨量です。
飲み忘れたときは気づいたタイミングで1回分を飲みます。
ただし次の服用時間が近いときは飲まずにとばしてください。
(一回分休むということです)
半減期が11時間なので、
12時間ごとに一定量を服用していくのが理想です。
・飲み方の例
1日2錠なら12時間ごとに1錠
オーシーは単品で女性化可能
女性ホルモンには
卵胞ホルモン(エストロゲン)
黄体ホルモン(プロゲステロン)
があります。
卵胞ホルモンとは・・・体を女性らしく成長させるホルモン
黄体ホルモンとは・・・生理や妊娠に係わるホルモン
男性が女性化するためには2つの条件を満たす必要があります。
1 女性ホルモン値を上げること
2 男性ホルモン値を下げること
卵胞ホルモンには1の効果があり、
黄体ホルモンor抗男性ホルモンには2の効果があります。
卵胞ホルモンには女性化作用がありますが、
男性ホルモン値を下げる作用はあまり強くありません。
一方、黄体ホルモンや抗男性ホルモンには
直接的な女性化効果はありませんが、
男性ホルモンを強力に抑制する作用と
卵胞ホルモンの働きを助ける作用があります。
なので女性化するためには、
卵胞ホルモン+黄体ホルモンor抗男性ホルモン
を服用するのが基本です。
オーシーには両方が含まれているため、
単品で女性化が可能です。
女性化に理想的なホルモン値
女性と同じホルモンバランスが理想です。
血液検査で男性ホルモン値と女性ホルモン値を調べましょう。
男性ホルモン値は総テストステロン値という項目です。
女性ホルモン値はエストラジオール値という項目です。
この二つが女性と同じ値になれば女性化が最速で進み、
徐々に女性的な身体変化が起こります。
・理想のテストステロン値は35〜60
75ng/dl以下になることが望ましく、
35〜60ng/dlが理想的といわれています。
男性の本来の基準値 277〜1111 ng/dl
女性の本来の基準値 16〜86 ng/dl
・理想のエストラジオール値は20〜200
20 pg/ml〜200pg/mlが理想です。
男性の本来の基準値 16〜71 pg/ml
女性の本来の基準値 16〜331 pg/ml
エストラジオール値は範囲内に収まっていれば数値は特に気にしなくても結構です。
というのも、エストラジオール値は女性でも
生理などの周期によって値が激しく上下するからです。
高ければその分女性化するというわけでもありません。
・血液検査の費用
総テストステロン値とエストラジオール値の両方で
2000円程度(保険適用外なら7000円ほど)です。
保険適用でやってもらえるかは医師の方次第です。
・保険適用外とは
保険証があれば医療費は本来、3割負担で済みますが、
これは病気の疑いがある場合に限ります。
病気の症状がない場合や健康診断が目的の場合は
保険適用外となり、
全額自己負担になります。
ホルモン値の検査は保険適用外であり、
本来なら全額自己負担になるのですが、
理解ある医師の方は3割負担で受けさせてくれることもあります。
クリルビタミンについて
クリルビタミンとはホルモン剤のリスクを緩和する目的で作られたサプリです。
主成分であるEPA、DHAが血栓症予防の他様々な健康増進効果がありホルモン剤と相性の良い成分です。
ビタミンB12欠乏症にも効果があります。
EPA、DHAとは青魚に多く含まれる栄養素でオメガ3脂肪酸とも呼ばれています。
これらには血液をサラサラにする効果+固まりにくくする効果があり、
血栓症リスクを軽減できます。
熱に弱く、加熱調理をすると壊れてしまうので刺身などの生魚からしか摂取できませんが、
クリルビタミンはカプセルタイプなので効率的に摂取できます。
成分は南極のオキアミから抽出しているので環境汚染の心配もなく安心して服用できます。
クリルビタミンの効果
・血栓症リスクを軽減
血小板の凝集作用があるトロンボキサンA?と血小板の凝集抑制作用があるプロスタサイクリンI?を作り出す作用があり抗血栓作用が得られます。
つまり血液の凝固を防ぎさらにサラサラにします。
・うつ病予防
DHAには実験によりうつ病の予防と改善効果が確認されました。
・肝機能の改善
成分のスクワレンとカキエキスには肝機能改善効果があります。
ホルモン剤やお酒のダメージから肝臓を守ります。
・血液中のコレステロール、中性脂肪を下げる
血中脂質低下作用があり、
コレステロールや中性脂肪を下げます。
悪玉コレステロールを減らす一方で善玉コレステロールは増やす作用があります。
これにより血がきれいになります。
・動脈硬化、高脂血症の予防
血管の負担が減るので血管年齢が若く保たれます。
・高血圧の改善
血圧降下作用があります。
また血流改善も合わさり血圧が正常化します。
・心疾患と脳疾患の予防
心臓病の発症率を5年間で53%低下させます。
脳こうそく、脳卒中、心筋こうそくなど全身の血管系の病気を予防できます。
・アレルギー改善
花粉症やアトピーなどの症状を緩和します。
オメガ3は体内では作れない成分で外部から摂取するしかありません。
不足するとアレルギーが起こりやすくなることがわかっています。
・免疫強化
体の免疫力が上がることでガンなどの予防になります。
・記憶力、学習能力の向上
DHAは脳の老化を食い止め働きを活性させる効果があります。
アルツハイマーにも有効なことが証明されています。
・しわやしみ、たるみの予防
アスタキサンチンという強力な抗酸化力のある成分が含まれています。
肌に紫外線が当たると活性酸素が発生します。
活性酸素は有害な物質で、
シミ、しわ、たるみの原因になります。
ホルモン剤の女性化効果で肌が薄くなると、
紫外線に弱くなりシミやしわができやすくなります。
これを強力に抑えてくれるので美肌効果があります。
また、血流改善によって血液中の栄養、酸素が細胞のすみずみまで行き渡ることで、
若返りや美容効果も得られます。
・視力回復
網膜の脂肪にもDHAが含まれており、
網膜細胞をやわらかくする働きがあることから、
網膜の反射機能を高め、視力の回復に役立つともいわれています。
・肌荒れやニキビの改善
ホルモン剤でホルモンバランスが変化すると肌荒れやニキビが起こりやすくなります。
まとめ
オーシーは低用量ピルといわれているように成分量は少な目ですが、
成分自体が強力なため女性化効果はトップクラスでMTFの満足度も高いです。
しかし強力な分健康リスクも他のホルモン剤より高いです。
なるべくクリルビタミンを一緒に服用しましょう。
また、一緒に服用している場合でも、
定期的な健康診断はしっかり受けましょう。
気をつけたいのはやはり肝臓病です。
3〜6か月に一度のペースで肝機能検査を受けるのが望ましいです。
まれに起こる重大な副作用に関して
・高プロラクチン血症
→母乳が大量にでたら注意
・血栓症
→突然の呼吸困難、息切れ、胸痛になったら注意
・肝機能障害
→黄疸(目や皮膚が黄色くなること)、吐き気、胸のむかつき、疲労感に注意
推奨される定期検査
肝機能検査
プロラクチン検査
血栓症検査
血液検査(赤血球像に影響を及ぼすことがあるため)
副腎皮質機能検査(副腎皮質機能が低下することがあるため)
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→オーシー35の最安値
南極クリルビタミン「クリルオイル+8種類のビタミン」
クリルビタミンはオーシーの副作用である、
血栓症とビタミンB12欠乏症のリスクを軽減できるサプリです。
その他、肝臓や美容にも効果があります。
→クリルビタミンの最安値
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